栄養科では管理栄養士を中心に、 患者様に安全でおいしい食事を提供することを目指して、各病棟と連携を取り、患者様の食事摂取状況を確認しながら食事作りをしています。高齢による咀嚼・嚥下機能の低下や、嚥下障害のある患者様にも、少しでも長く口から食べられるような食事形態を考え、支援していくことが私たちの役目だと思っています。

月に1回、患者様の誕生日をお祝いする行事食は、スタッフほぼ全員出勤で通常より盛り付けや色彩に手間をかけて提供しています。 誕生月の患者様には、誕生日のお祝いカードと和菓子やデザートを添えて、いつもと違う食器とトレーでお祝いさせて頂いています。
毎日の食事ですから、患者様に楽しく、喜んで食べて頂けることが私たちの仕事のやりがいにもつながります。今までも、嚥下食・ソフト食などの導入の為、言語聴覚士・管理栄養士・調理師で味・舌触り・のど越し・色彩・形態の均一性などの評価をしながら、試作を何度も繰り返して、食事サービスの向上に努めてきました。

最近は栄養ケアマネジメントの一環として、全病棟で食事摂取量(75%以下)が低下している患者様を抽出し、2週間個別喫食状況調査を実施しました。毎食、栄養士が残食量・残食内容を個人別調査表に記録し、食事摂取量低下の原因を調べ、必要に応じて個別対応をしていきました。調査結果でご家族からの情報をもとに、嗜好に合わせ、食事形態を変えることで患者様の喫食量が増え、ご家族から大変喜ばれたケースもありました。

当院は高齢の為、直接会話が出来ない患者様が多く、ご家族からの情報は非常に大切です。
現在、栄養管理の大切さが重要視されており、当院でもNCM委員会を立ち上げ、栄養ケアマネジメントを実施しています。管理栄養士は医師・看護師・リハビリスタッフ・薬剤師・ケアマネージャーなどの他職種から情報を得て、患者様の低栄養のリスクを判断し、栄養状態を評価し、個人に合った、栄養補給の方法やQOL(生活の質)の向上などを考えた栄養ケア計画を作成しています。

管理栄養士は常に、最新の栄養補助食品や経腸栄養剤の情報を得て、患者様の嗜好やニーズに合った栄養補給法を考え、個人対応しています。今後も「個々の栄養状態を考慮した上で、喜んで食べて頂けるように、真心のこもった食事を提供します。」という栄養科理念に基づき、患者様の栄養状態改善に貢献できるように、栄養科一同努力していきます。

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